新潟・越後の言葉で語る昔ばなし

子供に昔話を読んだ後、少々のアレンジを加えて、故郷の言葉で語ってみたこて。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『おむすびころりん』

幼児向けの短編。握ったご飯、「おむすび」っていう?「おにぎり」っていう? 地方によって呼び方が違う。私は三角おにぎり派らけど、おばあさんが握って持たせてくれたのは、丸いおむすびかな? 俵形かな? おむすびころりん (はじめてのめいさくえほん) 作…

『赤ずきん』

調べたところ、民話を本にまとめたペローの童話では、赤ずきんがオオカミに食べられて話は終わり。生きたままの救出劇にしたのはグリム兄弟らしいろ。 宮廷のサロンの女性たちへ語られて、『赤ずきん』は、お行儀のいいお話になったようら。 「赤い頭巾」も、「…

『ねずみのすもう』

幼児向けの短編。絵が愛らしく、ほほえましいお話で、ねずみを害のある動物だと思っていねかった子供の頃が懐かしく思えたこて。 ねずみのすもう (はじめてのめいさくえほん) 作者: いもとようこ 出版社/メーカー: 岩崎書店 発売日: 2000/05/01 メディア: 単…

『ふたつの島』

「長老さま、今日もでっけ島から船が来て、おらたちの島削って、石や、べとを、盗っていくろ。そのうち、おらたちの島、のうなってしもんじゃねえろっか?」 子供時代に一度は読んでほしい、スイス生まれの作家による一冊。 原本は、細かい絵の描写を見て楽…

『ブレーメンの音楽隊』

グリム兄弟によるドイツのお話。旅仲間が次々に増えるところは『桃太郎』に似てる。けど、4匹もいるとなんらか面倒で。西洋の文化は4を好むんらよね。確か、ブレーメンの町には到着してないはず。久々に読んでみたこて。 ブレーメンの おんがくたい ワンダー…

『ハメルンの笛吹き』

ドイツの北方にあるハメルンの町に、ある日やって来た、不思議な笛を持つ男。自称「ねずみ退治の名人」。しかし、男が町にやって来た本当の目的は……? ヤマトキ製作所 ねずみ取り(両バネ) 燕三条製 出版社/メーカー: ヤマトキ製作所 メディア: この商品を…

『ねずみの嫁入り』

耳桃(みみもも)の願いは、仲良しの大耳(おおみみ)のお嫁さんになることらった。 でも両親は、誰か立派な婿のところに嫁がせようと、婿探しを始めたろ。 ねずみのよめいり (みんなでよもう!日本の昔話) 作者: 鈴木悦夫,二俣英五郎 出版社/メーカー: チャ…

『ふるやの もり』

「ふるや」ってなに? 「もり」ってなんらろか? 古家、古屋、古谷、古矢、降る、振る? 森、杜、守り、銛、漏り、盛り? いろんな漢字が去来して、頭が混乱するこのタイトル。 「古家の森」……熊さんが住んでる? 「古谷の杜」……神社があって? 「古谷の守り」…

『したきり すずめ』

おじいさんと仲良しになった食いしん坊のすずめ。しーろて、うんめぇまんまの誘惑に勝たんねかったのらて。 したきりすずめ (みんなでよもう!日本の昔話) 作者: 木暮正夫,遠藤てるよ 出版社/メーカー: チャイルド本社 発売日: 2002/05 メディア: 単行本 この…

『さる と かに』

山でも村でもいたずら三昧。みんなを困らせた、いたずらこきの猿の一生。 さるとかに (みんなでよもう!日本の昔話) 作者: 小沢正,渡辺三郎 出版社/メーカー: チャイルド本社 発売日: 2007/09/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 猿と蟹 むかー…

『こぶとり じいさん』

おじいさんのほっぺたのこぶは、なんと、夏みかんサイズ。それは重すぎ!大っきすぎるワ! こぶとりじいさん (みんなでよもう!日本の昔話) 作者: 三田村信行,福田庄助 出版社/メーカー: チャイルド本社 発売日: 2010/11/01 メディア: 大型本 この商品を含む…

『ぴぴんぴよどり』(鳥呑み爺)

このひよどり、いったい、いつまで生きたのらろか? じいさんと一緒に長生きしたのらろか? 気になるねぇ……。 ぴぴんぴよどり (子どもとよむ日本の昔ばなし) 作者: おざわとしお,こんどうようこ,ながのひでこ 出版社/メーカー: くもん出版 発売日: 2006/11/0…

『わかがえりの水』

甲斐の国=山はあるけど山梨県、のお話ら。みんな飲みたいよね~、このお水。私もらて。 わかがえりのみず (みんなでよもう!日本の昔話) 作者: 間所ひさこ,若菜珪 出版社/メーカー: チャイルド本社 発売日: 2010/07/01 メディア: 大型本 購入: 1人 クリック:…