新潟・越後の言葉で語る昔ばなし

子供に昔話を読んだ後、少々のアレンジを加えて、故郷の言葉で語ってみたこて。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『赤ずきん』

調べたところ、民話を本にまとめたペローの童話では、赤ずきんがオオカミに食べられて話は終わり。生きたままの救出劇にしたのはグリム兄弟らしいろ。 宮廷のサロンの女性たちへ語られて、『赤ずきん』は、お行儀のいいお話になったようら。 「赤い頭巾」も、「…

『ねずみのすもう』

幼児向けの短編。絵が愛らしく、ほほえましいお話で、ねずみを害のある動物だと思っていねかった子供の頃が懐かしく思えたこて。 ねずみのすもう (はじめてのめいさくえほん) 作者: いもとようこ 出版社/メーカー: 岩崎書店 発売日: 2000/05/01 メディア: 単…

『ふたつの島』

「長老さま、今日もでっけ島から船が来て、おらたちの島削って、石や、べとを、盗っていくろ。そのうち、おらたちの島、のうなってしもんじゃねえろっか?」 子供時代に一度は読んでほしい、スイス生まれの作家による一冊。 原本は、細かい絵の描写を見て楽…